writer : YURI
「うちの子の宿題、どうやって楽しくやらせようか?」
ママたちの悩みのベスト3に入る勉強関連のなやみにお答えします。
幼稚園の時は遊ぶだけでよかったのに、小1になると学校で勉強をし、家にもどってきて、今度は宿題・・・。
「なんで、宿題をやらなきゃいけないの?」
「今は、イヤ!」
「あとでやる。」
「家に帰ってきてまた勉強?!」
「ずっと遊んでいたいのに・・・」
「どうやったら宿題を楽しくやってもらえるか?!」
小学生3人の年子の子育てをしながら、たくさんの紆余曲折を通して学んだ一年生の最初の壁を乗り切れる方法は、子供の力を信じ、ほめながら、隣で見守ることです。
そうすると子供の心は安定し、やる気になってきます。
目次
小1宿題で泣く?楽しくやらせる方法は?
宿題終わらないから泣く時どうすればいい?
「宿題が大変で終わらない!!」と泣き出すことがあったら
まずは、宿題がなぜ終わらないかよく観察してあげてください。
☑やりたくなくておわってないのか?
☑難しくてわからないのか?
☑量が多くておわらないのか?
「頑張っているね。」
「よくできているよ。」
「すごいじゃない!」
と隣で声をかけてあげながら、宿題で自信をつけさせて「自分はできるんだ」という自信感をつけてあげてください。
それでもぐずる時・・・・ありますよね。
ぐずる小学生の子供どうすればいい?
「ぐずるのは、なぜか?」
「なぜやりたくないのか?」
子供がなぜやりたくないのか理由があるはずです。
楽しく宿題をやるには、ママたちがある方法を使うと子供の態度が変わってきます。
それは「隣で見守りながら 声をかけ、励まし、ほめる。」です。
ぐずったら、思い出してください。
「宿題は歯を磨くのと同じ要領でやればいいんです。」
幼児期のお子さんに食後の歯磨き、どうやってしてましたか?
「歯みがこう!」
「磨かないと、虫歯になっちゃうよ。」
ごはんのあとに口を開けてもらい歯を磨いてあげるとき、どんな演出をしましたか。
「明日もおいしいものを食べようね。」
「すぐにばい菌さんをやっつけて、きれいになろう。」
ぐずって「絶対やらない!」と言い張るときは真っ黒になった虫歯の写真を見せたり、その日の夜に歯医者さんの絵本を読み聞かせたり。
私は子供の歯を磨いてあげるとき歯ブラシを動かす音に合わせてリズムに乗せて歌をつくり歌っていました。
終わった後は「きれいになったね。」 「楽しくできたね。」とほめてあげて、ぎゅーっと抱きしめていました。
宿題も同じ要領で、見守りながら
「一緒にやってみよう!」
「分からないところを探すのが、勉強だから分からなくていいんだよ。」
「できるようになって、ママすごくうれしいな。」
と、「応援し、励まし、ほめる」
子供が、必ずできるようになると信じて隣で見守ってあげてください。
それでも、量が多い、つらい・・とヘタれても、大丈夫。
肩をたたいてあげながら、助けてあげながら、最後まであきらめないで頑張るその姿勢をほめながら応援してあげてください。
小1の宿題の量が多すぎで泣く?対処法は?
「宿題の量は多くないのに・・・」
「やる気があって、理解しているならすぐ終わるはずなのに、ぜんぜん終わらなくてぐずるのは、どうしてだろう。」と大人は感じても
子供には「なんでこんなにたくさんあるんだ。」と思うものです。
「よくここまで頑張ったね。」
「なにかわからないところあった?」
「夜遅く宿題やるから、つかれちゃったんじゃない?」
宿題をやる時間を変えたほうがいいかもしれないし、一人でやってて、集中力がなくなったかもしれません。
子供が泣く前に、気にかけてあげるのがコツです。
手が止まってたらすぐに声をかけてあげて、「見てるよ。」とシグナルを送ってあげて
「あとちょっとだね。」
「よく頑張ったね。」
とほめながら進めていると、量が多いなんて感じさせずに、宿題が終わるはずです。
宿題が習慣化されるまで「宿題は一緒にやろう。」というスタンスで隣で座って見守ってあげてください。
子供のやる気スイッチは、応援してくれる人の存在だということを覚えていてください。
小1宿題を嫌がる?やる気スイッチの入れ方は?
大人たちが隣で見ているだけで、子供の心は安定します。
自信を早くつけさせるには、自分ができるんだ!という気持ちを持たせることです。
最初から誰の手も借りて、勉強できる子なんてめったにいません。
「一緒にやろう!」と座って宿題をやる子供の様子を見ながら、そのやろうとする姿勢をたくさんほめ、さらにやる気にさせてしまいましょう。
私も、当時子供が宿題をやりたがらないのをみて「すぐにやればすぐに終わるのに、なんで後伸ばしにするんだろう!」と怒って、イライラしていた時期がありました。
ある日、宿題を嫌がる子供と喧嘩をして、マンション中に響き渡るほど子供がギャー泣きしたことがあります。
私が、世間で誤解をされるんじゃないかと、さすがに心配になりましたが・・・。
何を聞いても、大泣きして口をきいてくれない子供が「幼稚園生に戻りたい。宿題やるのいや!」という一言に衝撃を受けたことがありました。
「幼稚園生に戻りたいほど、いやなんて。」
小1が過去に戻りたいなんて、聞いたことがない名言に私が傷ついてしまいました。
私のイライラが、子供の心を傷つけたんじゃないかと心配もしましたし、このままだと、親子関係まで悪くなってしまうと立ち止まる大きなきっかけでした。
その後、教育学者のセミナーを受講したり、育児本を買って、子供の心を知ることを優先に、子供をよく観察し、声かけを欠かさずするようにしました。
そのセミナー学んだことは「子供にとって、勉強は苦痛な時間だ。」ということです。
そこのポイントをぬかして、次のステップに大人の都合で言ってはだめなんだと。
大変な宿題を頑張っているその事実が、そもそも、ものすごいことなので当たり前だと思わず、励ましながら、見守ってください。
小1の宿題に親はどうやって寄り添う?
まずは、頑張ってやろうとするその態度、姿勢を認めほめてあげてください。
そして、親は隣で見守ってあげてください。
私も、セミナーでの話をもとに、声かけ、子供をみる観察するポイントが変わってきましたが、大人がそばで見守っているだけで、頑張れる時間が長くなるのがわかります。
簡単なのに、まるで魔法のような気がしませんか。
まとめ
2学期になって、宿題をやる習慣が身についていたら、「1学期初めのこの苦労が何だったんだろう?」とふと笑いたくなるかもしれません。
1年生の勉強時間は、大人が隣で見守ってあげればあげるほど早く勉強する習慣が身に付きます。
最初は、5分でも1か月後には10分、3か月後には15分になっているかもしれません。
途中と終わりの声かけを忘れず「自分はできる」「なんだか楽しい」経験を記憶に残してあげてください。
きっと自信がつき、この繰り返しが、とてつもない力になっていることでしょう。
私も頑張って終わったあとは必ず「ママうれしいなあ!」「すごい集中力だね。」とママの感情を伝えて応援していることを必ず伝えていました。
数か月後のわが子をイメージしながら子供を信じてあげてください。
必ず、信じた通りになりますよ。
子供の小さな変化に気づくと、毎日が新しい発見の連続になります。
ぜひ、宿題が楽しい時間になるように応援してあげてください。
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