あれ?なんだか重たくなったかな?
赤ちゃんを抱き上げた時、そう感じること、ありませんか?
赤ちゃんがどんどん成長している証ですね。
そんな赤ちゃんの体重、1日にいったいどのくらい増えているのか気になりますよね。
実は、簡単な計算で求めることができるんです。
体重に関するいろんな疑問を一緒に解決していきましょう!
目次
赤ちゃんの体重の増え方の目安は?
赤ちゃんの体重が増えなくて心配?
あんまり母乳やミルクを飲んでくれないと、大丈夫かなと心配になりますよね。
我が子はまさにこの状態でした。
検診で、先生・栄養士さん・保健師さん全員に体重の増えが悪いことを指摘された日には、ものすごく落ち込みました。
ですが、周りの育児経験者はみんなこう言いました。
「それがその子のペースなんだね。そのうち飲むようになるよ」
まさにこの言葉通りです。
完全ミルク育児なので、乳首を変えたりミルクを変えたりしていましたが、結局のところ時間が全てを解決してくれているような気がします。
現在少しずつですが確実に飲む量が増えていっています。
赤ちゃんが元気で、少しずつでも体重が増えているなら様子を見てあげるのが良いと思います。
あまりに発育曲線から外れてしまう場合は、医師へ相談してみましょう。
次は逆のパターンです。
赤ちゃんの体重が増えすぎで心配?
増えすぎの場合も、体重が発育曲線から大きく外れてしまっているわけでなければ、過度に心配する必要はありません。
ミルクをあげる際も、ミルク缶の目安量以上を与えなければ大丈夫です。
動きが増えてくるにしたがって、体重の増加は次第に緩やかになっていきます。
いつまでも授乳回数が減らない場合等は、医師へ相談してみましょう。
生後3ヵ月で体重が増えないときは?
今までよく飲んでよく体重も増えていたのに、生後3ヵ月になって急にペースが落ちてきたという経験をされている方もいるかもしれません。
そんな時は心配しなくても大丈夫です。
今まで与えられるだけ飲んでいた赤ちゃんが、ちゃんと自分で飲む量を調節できるようになった証拠です。
我が子も3ヵ月からぐっと飲む量が減りました。
けれど、至って元気でよく笑い、おしっこもうんちも問題なく出ていました。
特に変わった様子が無いようなら、成長の証と考えてあげれば良いと思います。
次は、体重の増え方を計算していきましょう。
赤ちゃんの体重の増え方の計算方法は?
赤ちゃんの体重の1日の増加量は?
赤ちゃんの1日の体重増加量は、
(現在の体重-前回の体重)÷日数
で求めることができます。
例えば、現在の体重が4500gで、前回の体重が3800g、間の日数が25日だった場合、
4500-3800=700
700÷25=28 となります。
つまり1日当たり28g増加しているという計算になります。
どのくらい増えているかな、と気になる場合はだいたいの目安を知るために、ぜひ計算してみてください。
次からは、新生児さんについてです。
新生児の哺乳量は?
新生児の哺乳量は1キロあたり100〜200mlが目安です。
間をとって150mlで1日あたりの哺乳量を体重から計算してみましょう。
体重が3.0kgの赤ちゃんの場合、
3.0×150=450ml
となります。
自分の赤ちゃんが1日にどのくらい飲めばいいのか分からない!という方は、この方法でだいたいの目安量を計算してみましょう。
ミルクをあげる際に参考になりますよ。
次は新生児さんの体重についてです。
新生児の体重は?
体重は、生後1ヶ月までに約1kgほど増えることが望ましいとされています。
1ヶ月で1kgだと、1日あたり30gほど体重が増えていく計算になります。
病院によっては、1週間検診や2週間検診があるので、その時の体重の増え方を見て助産師さんがアドバイスをしてくれる場合もあります。
私は当時、混合育児でミルクの足し方が心配だったので、その時にしっかり聞いておきました。
では、赤ちゃんの体重はここからどのように成長していくのでしょうか。
赤ちゃんの体重の平均は?
生後1ヵ月から3ヵ月までの体重の平均を見ていきましょう。
まずは生後1ヵ月。
男の子は3.5~5.9㎏、女の子は3.6~5.5㎏ほどです。
生まれた時から約1㎏ほど増えて、ムチムチとしてきます。
検診で体重をはかってもらう時は、とてもドキドキしますよね。
続いて生後2ヶ月です。
男の子は4.4~7.2㎏、女の子は4.2~6.7㎏ほどです。
もうこのあたりから、かなり個人差が出てきます。
私は、抱っこした時に重たくなってきたなぁと思い始めたのがこの頃でした。
次は生後3ヵ月です。
男の子5.1㎏~8.1㎏、女の子4.8㎏~7.5㎏ほどです。
首もすわり始めて、手足も一層動くようになってきます。
皮下脂肪もついて、生まれたての頃よりふたまわりほど大きく感じると思います。
このように、赤ちゃんの平均の範囲はとても広いですよね。
生まれた時の体重によっても、一人ひとりのその後の経過はかなり変わってきます。
平均値はあくまで目安として考えておいて良いでしょう。
次は、体重のグラフについてです。
赤ちゃんの体重のグラフ
母子手帳に記載されている「乳児身体発育曲線」を見たことがありますか?
赤ちゃんの成長の様子を知ることができるグラフです。
乳児身体発育曲線は厚生省が10年ごとに乳幼児の調査し、それを元に作成してます。
このグラフの帯内、またはその付近から大きく外れるようなことが無ければ、赤ちゃんの成長はほぼ心配ないと言えるでしょう。
検診等で身体測定をしたら、ぜひ記入してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃんの体重について、疑問が解決できたでしょうか。
自分の赤ちゃんが順調に成長しているかどうかは、とても気になるところですよね。
私も検診で他の赤ちゃんを目にする時は、我が子は小さいなぁ‥と悩んでいました。
けれど、それも個人差・個性だと捉えて、自信を持って育てようと考えを改めました。
一喜一憂すること、たくさんあると思いますが、穏やかな気持ちで成長を見守っていきましょうね。
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