writer : ぺんちゃん
生後8ヶ月の時の夜間断乳を2日で、そして10ヶ月の時に、1日で完全に断乳させた方法、知りたくないですか?
断乳・・・。いつかその日はやってきます。
断乳をしたいけどなかなかうまくいかない。
断乳ってしていいものなのか、もしかして可哀想??
なんて思っているママさん。
お子様にあった時期であれば断乳しても全然可哀想なんかじゃないですよ。
その進め方や断乳後のおっぱいのケアなどについてお話しします。
目次
断乳のやり方は?
断乳のやり方は?
断乳すると決めたらそれを貫く!
赤ちゃんは対応能力がとても高いです。
例えば午前中は断乳頑張ったけど午後にあげてしまった場合、赤ちゃんの中では午前中の断乳で体や頭がそれに対応して切り替えをしている途中です。
でも午後におっぱいをあげてしまったら・・・。
「え??もらえるの?じゃぁ午前中のはなんだったの?どっちに対応したらいいの?」
となりますよね。
なので断乳すると決めたらそれを貫いてください。
一番やってはいけないのが優柔不断になることです。
可哀想だからあげる、泣き止まないからあげる・・・。
それが一番可哀想で赤ちゃんは混乱します。
混乱しないように断乳にもコツや夜間から断乳するのか、日中から断乳するのかなど断乳しやすいスケジュールがあります!
断乳のスケジュールは?
夜間断乳が先!そして日中の断乳へ進みましょう!
なぜ夜間断乳からなのか。
それは日中の断乳は意外と簡単だからです。
日中は公園やスーパーへ行ったり、支援センターへ行ったりなど赤ちゃんの気を紛らわすことができる要素がたくさんあります。
一方夜間は周りは寝静まり、真っ暗の部屋のなかで赤ちゃんは口が寂しくなり頭の中はおっぱいでいっぱいになります。
なので夜間の断乳は難しいのです。
難しい方からやって簡単な方はあとにやる。
勉強と一緒ですね!
でも今までおっぱいで寝かしつけていたから断乳したらどうしたらいいの?
断乳の時の寝かしつけは?
私は抱っこ or 抱っこ紐に入れて心を無にしてスクワットや歌を歌ってゆらゆらしていました。
でもその時に完全に寝てから下ろすのではなくウトウトしはじめたら下ろす。
最初は下ろしたら泣きますが繰り返し行うことで自分で寝られるようになりました。
もし夜中に起きてしまってもしばらくは見守る。
10分見守ってもダメな時は抱っこしてウトウトしたら下ろすをやっていました。
断乳のケアのやり方は?
断乳のケアをしなかったらどうなる?
人によっては乳腺炎になる!
おっぱいには【差し乳】と【溜まり乳】があります。
【差し乳】とは授乳間隔が開いてもあまりおっぱいが張らず、赤ちゃんに吸われることによって一気に母乳が分泌されるおっぱいのことです。
【溜まり乳】とは授乳してもすぐにおっぱいが張ってきて、赤ちゃんに吸われると張りが取れて楽になるおっぱいのことです。
この二つのおっぱいのうち【差し乳】の場合は基本的には赤ちゃんが吸わなければ母乳の分泌が少ないので乳腺炎になりづらいです。
一方、【溜まり乳】の場合は赤ちゃんが吸っていなくても母乳の分泌があるので詰まったり、乳腺炎になりやすいです。
そのため、手や搾乳器を使って絞ることが大事になります。
ではどのくらい絞ったらいいのか。
断乳後は出し切る?
完全に断乳しているのであれば出し切りましょう。
ただし断乳後の1日目、2日目は圧抜きをする程度で軽く絞る方がいいです。
ここで絞りすぎると体が母乳を必要としていると勘違いして母乳の生成を始めてしまいます。
3日目あたりからしっかり出し切るように絞るといいと思います。
おっぱいが4、5日経っても張ってきたりするようであれば3日目と同じように出し切るように絞って、あとは様子を見ながら行うといいと思います。
断乳のケアとしての圧抜き方法は?
①お辞儀をした状態でおっぱいを包み込むようにして支え指に乳輪を当てる。(少し乳輪をつまむように)
②背中の方に向かってゆっくりと押す。
ポイントはグ、グ、グっと連続で何度も押すのではなく、1回グ〜っと押してそのままキープ。
そうすると自然と母乳が止まるのでそうしたらもう一度押すことです。
支えている手や指の位置を変えて少し楽になったなぁくらいで終わりにしましょう。
やりすぎると母乳量が減ります。
私は夜間断乳の時の圧抜きでおっぱいがふにゃふにゃになるまで絞ったら母乳量が減り、日中の授乳で量が足りなくなって大変な思いをしました。
なので、圧抜きはほどほどに・・・。
断乳のケアは人によって変わりますが、1ヶ月ほど続けた方が良いです。
断乳から1か月後のケアは?
助産師さんのところへ行ってケアをしてもらう。
基本的には絞った母乳が白色から透明になったらケア完了の合図です。
だいたいの方は1~2ヶ月で完了しますが一度プロに見てもらった方が安心です。
特に2人目など次の妊娠出産を考えておられる方は、ケアができているかどうかが次の子の時の母乳の出や量にも関係する重要なところだからです。
自分で出し切ったつもりでも奥の方に溜まっていたり詰まっていることが多いのでしっかりプロに見てもらいましょう。
もちろん断乳を始めた時から通えるならそれがベストです。
でも予定が合わなかったり、今のご時世だとコロナの心配などもあるので断乳ケア完了したかな??と思ったら念押しで助産師さんのところへ訪ねてみてください。
私に夜間断乳を進めてくれたのも通っていた助産師さんからのアドバイスでした。
夜間断乳のやり方は?
夜間断乳のコツは?
【時間で区切る!】
【前もって赤ちゃんに伝えておく!】
【時間】に関しては、例えば【24時から6時まではあげない】など。
1日目でいきなり20時から7時まであげないというのは酷ですし、赤ちゃんはお腹が空きます。
なので最初は24時から6時までの時間で区切るとあやふやにもならず赤ちゃんもリズムがしっかりと整います。
そしてそこから各ご家庭の生活リズムに合わせてだんだんと時間を伸ばしていってください。
【赤ちゃんに伝えておく】というのはそのままの意味です。
断乳を開始する日の1、2週間前からカレンダーを一緒にみながら
「この日になったら夜はおっぱいねんねだよ〜」と話しておくことが大事です。
まだ喋れないし理解できないでしょ。
と思われるかもしれませんが赤ちゃんはちゃんとわかっています。
なので赤ちゃんにもしっかり伝えて心の準備をしてもらうことが大事です。
それと同時にママさんも心の準備・体の準備、そして覚悟決めてください。
おっぱいで寝かしつけていたのが抱っこへ変わる日が夜間断乳開始日です。
夜間断乳は抱っこがつらい?
辛いです!
私腰椎ヘルニアを発症しておりまして、正直に言いますと抱っこはめちゃめちゃしんどいです!
なので夜間断乳を始めた時は常に枕元に抱っこ紐を置いて、もしくは腰に巻いた状態で寝ていました!
赤ちゃんが泣いたらまず10分ほど見守ってそれでもダメだったら抱っこをします。
そこですんなり寝てくれればラッキー!
10分見守るのは寝言泣きの可能性があるからです。
そこで抱っこしてしまうと自分で寝るという能力がつかないですし、むしろ自分で再入眠できそうなのに邪魔をしてしまいます。
10分経ってもダメな時は抱っこ紐を装着して抱っこしていました。
いろいろな抱っこ紐がありますが私はエルゴを使っています。
ですがエルゴだと装着したまま寝るのにはかさばって邪魔だったので、コニーなどのかさばらない抱っこ紐の方がいいかもしれません。
お子様によってはおしゃぶりやタオル、人形などを与えることによって落ち着く子もいます。
断乳のおしゃぶり代わりには何がいい?
手を握ること。
基本的に何かをしゃぶらせるのはよくないと思っていて、私の中に何かをしゃぶらせるという考えはなかったです。
それは保育園へ預けた時も大変ですし、感染症や歯並びにも影響が出るからです。
その代わり手を握って「大丈夫だよ。ずっとそばにいるよ。大好きよ。」と伝えていました。
今では自分でコロコロして寝やすい場所を見つけて一人で寝ています。
もし可能ならば何かをしゃぶったりすることなく断乳を進めた方があとが楽なのでおすすめします。
夜間断乳が完了したら次は日中の断乳です。
娘は生後10ヶ月で断乳し1日で完了しました。
10ヶ月の断乳のやり方は?
10ヶ月の断乳フォローアップミルクは必要?
離乳食をしっかり食べているのであれば必要ないと思います!
娘はフォローアップミルクは飲ませたことはありません。
それは離乳食をしっかり食べれていたからです。
ちなみに娘は平均の量の1.5~2倍の量の離乳食を食べていました。
そして検診でも問題なく、小児科の先生にも聞いて「フォローアップミルクは必要ないでしょう。」ということであげませんでした。
その代わりに離乳食やおやつの栄養を考えて食べさせていました。
お腹がいっぱいになったら眠くなるのが赤ちゃんですよね。
断乳をしているから今までのようにおっぱいで寝かしつけることはできないのでその子にあった寝かしつけを見つける必要があります。
10ヶ月断乳の寝かしつけは?
日中はベビーカーでお散歩。
のんびり歩いているうちに一人で寝ていることがほとんどでした。
夜間や天気が悪くてお散歩に行けない日は抱っこもしくは抱っこ紐を使う。
それでも寝ない時はyoutubeや歌を歌っていました。
「トントンとまとちゃん」や「ルミアアニメーション」などが娘にはヒットしました。
何しても寝ない時はyoutubeやTVに頼ってみるのも私はいいと思います!
まとめ
断乳を開始するには理由が様々です。
でもいつかは乳離する時が必ずきます。
必要なのはママさん・パパさんの覚悟。
少し寂しい気持ちにもなります。
でもそうやって子は大きくなり次のステップへと進み、ママさんもパパさんもお子さんと一緒にステップを駆け上がります。
そして今よりもっと素敵な家族へと成長していくことでしょう。
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