離乳食を楽しく食べるには?ポイントは足と鼻にある?

乳幼児

writer : ぺんちゃん

 

 

離乳食を楽しくスムーズに進めるカギは

 

【足と鼻にある!?】

 

遊びだして集中してくれない。

 

食べてくれないから作ってるママさんも楽しくない…それを見て子供も楽しそうじゃない…

 

これぞ負の悪循環。

 

娘は偏食もなく、ここまでスムーズに進めました。

 

一度も躓きませんでした!

 

ポイントは【足】と【鼻】です!

 

では具体的にどんなことをしたのか。

 

私がやってきた離乳食の進め方をお話しします。

 

 

離乳食を楽しく食べるには?

離乳食の食べさせ方における姿勢は?

 

【足がしっかり地についていること】

 

そのために月齢・成長に応じて椅子を変えましょう!

 

 

娘は5ヶ月で離乳食を開始しました。

 

その頃は腰がまだ不安定なのでゴックン期が終わるまでは抱っこやハイローチェア、バンボで食べさせていました。

 

カミカミ期以降からはハイチェアで食べさせています。

 

 

先述しましたが姿勢で気をつけたいことは【足がしっかり地についていること】です。

 

ゴックン期の頃はまだ腰が完全には座っていないのでそこまで気にする必要はありません。

 

しかしカミカミ期以降からは足がしっかり地についていることを意識してください。

 

足が地についていていないとカミカミすることができません。

 

カミカミするためには足で踏ん張ることが重要になります。

 

踏ん張るには足が地についていないと踏ん張れません。

 

もし椅子に座らせて足が届かない場合は本を重ねてその上に足を乗せたり、牛乳パックを繋げてそこに足を乗せさせたりして調整してあげてください。

 

 

 

地に足がつくと背筋が自然と伸びるので猫背にならず姿勢もよくなるという利点もあります。

 

足がついていないとどうなるのか・・・

 

離乳食を丸飲みしたり、足をブラブラさせ始めそれがきっかけとなり遊び食べが始まります。

 

離乳食を遊び食べする6か月児はどうする?

 

①ある程度は見守って遊ばせてあげる

 

②一緒に料理をしたり、図鑑や調理前の食材を見せながら食べさせる。

 

 

まず、①ある程度は遊ばせてあげるについてです。

 

親から見ると遊んでいると思うかもしれませんが、子供は真剣に学んでいる瞬間です。

 

このご飯を握ったらどうなるのか、握った時の手の感じは??

 

握った状態から手をパーにしたらどうなるの??

 

と大人は結果をわかっていますが、子供にはわかりません。

 

やってみて触ってみて音を聞いて理解します。

 

なのである程度はやらせてあげて勉強をさせてあげるのも大事です。

 

もし可能ならばその時に「握ったらお手手にご飯ついたね。グニャってなったね。」など実況中継のように今起きている事柄を伝えてあげると子供は理解し納得します。

 

片付けのことを考えると億劫・・・

 

お行儀が悪い・・・

 

と思いますがレジャーシートを敷いて対策をするなどして、子供の成長&勉強に付き合ってあげてください。

 

 

次に②食材を触ったり、図鑑や調理前の食材を見せながら食べさせる、について。

 

子供はいろいろなものに興味を持ちます。

 

ピーマンって触ったらどんな感じ?固いの?柔らかいの??

 

など興味津々です。

 

なので一緒に野菜を洗ってみたり匂いを嗅がせてみたりするといいと思います。

 

洗った野菜などを一緒に触るだけでもいいです。

 

また、食べ物図鑑などがあったら食べている物の写真を見せながら「今ピーマン食べているんだよ〜。これだよ〜。同じ緑色だね!」など話してあげるといいですよ。

 

これらの方法は食育や言葉の勉強にも繋がりますし今後の離乳食の進みにも影響してきます。

 

離乳食の進みには順番も大事です。

 

 

 

離乳食の食べさせ方の順番は?

 

食材の食べさせる順番は?

 

【米・野菜・タンパク質】の順で食べさせる。

 

まずは米。

 

日本人に主食になるもの且つアレルギー反応が出にくいもので甘みがあるのでまずはお米から。

 

次に野菜。

 

野菜はたくさん種類があるので順番に迷いますが、その家庭でよく使う野菜の中から一番クセのないものや甘みのあるものから順番に食べさせるのがいいと思います。

 

人参・じゃがいも・玉ねぎ・さつまいも・かぼちゃ・・・・などから食べさせる。

 

小松菜・トマト・・・などのクセがあるものや酸味のあるものは食べることに慣れてからあげるといいと思います。

 

最後にタンパク質。

 

ゴックン期には豆腐や白身魚などをあげ、月齢が上がるにつれてお肉を加えてください。

 

お肉は繊維質なのでゴックン期には向かないですしアレルギー反応が強く出ることがありますのでご注意を。

 

メニューの食べさせる順番は?

 

朝ごはんに『ご飯・人参・ヨーグルト』を出した場合どの食材から食べさせるか。

 

ヨーグルトを除く2つから食べさせます。

 

『ご飯と人参』これはどちらからでもいいです。

 

月齢が上がるにつれて『三角食べ』が必要になってきます。

 

なのでそれの練習と思って交互に食べさせればどちらが一口目でも構いません。

 

「ご飯・人参・ご飯」でも「人参・ご飯・人参」でもどちらでも。

 

強いて言うなら、好きな方から食べさせてあげたほうが気分が乗ってニコニコで食べてくれるかもしれません。

 

最後にヨーグルト。

 

これはデザートに今後なるものなので最後に持ってきます。

 

りんごやももなどもおなじです。

 

デザートは最後。

 

月齢が小さい時はヨーグルトで栄養バランスを取っているので例外ですが、月齢が進んでからうちではデザート以外のものを食べ切らなければデザートはなしと言うルールを作っています。

 

なのでヨーグルトは最後に食べさせます。

 

そうすることによってヨーグルトが食べたいからご飯を全部食べるように努力するという力も備わってきます。

 

ただ食べさせるだけでなく同時進行で何かの力をつけたり学習できたら一石二鳥ですね!

 

かといって離乳食が楽しくなければ子供も食べる気が起きません。

 

さて、どうしましょうか。

 

 

離乳食が楽しくない!

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離乳食に集中しない時はどうする?

 

集中できる環境かどうかの再確認をする

 

テレビや音楽をかけたままご飯をあげていませんか?

 

近くにおもちゃやリモコン・携帯などはありませんか?

 

それら全てNG行動です。

 

子供がTVやリモコンなどが気になって集中できるものもできません。

 

そういった環境作りも離乳食には大事です。

 

集中できる環境を整えた上で離乳食に興味が行くように工夫します。

 

離乳食に興味が行くように工夫する

 

お皿を毎食変えたり自分で選ばせてあげるのも一つの手です。

 

また、子供が選んだお皿に子供の目の前で盛り付けてあげるのもいいですね。

 

離乳食を始めたばかりの子供は食材に興味はありません。

 

なのでお皿で興味を引いたり盛り付けているところを見せて興味を引くことが大事です。

 

また、自分が選んだお皿に盛り付けてくれること自体が子供に取ってはとても嬉しいと感じることの一つなのです。

 

離乳食にかける所要時間の確認

 

子供が集中していられる時間はどのくらいかご存知ですか?

 

『平均で子供の年齢プラス1分』

 

と言われています。

 

ということは、1歳の子であれば「1+1=2分」ということになります。

 

でも、1分や2分で食事は終わりません。

 

なので長くても30分で食事の時間を終えてください。

 

食べ切っていなくても食べる気が無いようであれば切り上げることも大事なポイントです。

 

(食べる気があるようであれば食べさせる。)

 

それでもやっぱりせっかく作った離乳食は全部食べて欲しいですよね。

 

離乳食を食べないからストレスがたまる時どうする?

 

ベビーフードに頼る

 

自分で手作りしたものを食べてくれないと本当にショックですよね。

 

食材も無駄になるしせっかく栄養面などを気にして作ったのに食べてくれない、投げる・・・。

 

本当に嫌になります。

 

自分で作ったものだとなおさらです。

 

なので思い切ってベビーフードに頼りましょう!

 

おかゆでも今はフリーズドライになっていてお湯をかければすぐできるものもあります。

 

値段もそこまで高くありません。

 

なのでベビーフードに頼っちゃいましょう!

 

1つ前の段階へ戻る

 

その離乳食本当に子供の成長にあった硬さや量、味付けですか??

 

離乳食の本やアプリなどで「9ヶ月〜」と書かれているものをよく目にすると思います。

 

これはあくまで平均です。

 

子供によって歯が生えてくるスピードも顎の力も消化の速さも違います。

 

なので一度前の段階の離乳食へ戻ってみてください。

 

そうしたら食べてくれることが多々あります。

 

特にお肉を始めた時などはなかなか飲み込めずに嫌がる子も多いです。

 

子供の成長にあった離乳食を作ることを私は心がけていました。

 

でも正直飽きないようにいろんなメニューを考えるのが面倒でいつも同じメニューになりがちですよね。

 

 

 

離乳食オールインワンばかりでどう工夫すればいい?

 

それでいい!

 

余裕がある時だけバラエティー豊かに作ってそれを作り置きする!

 

うちの子の朝ごはんを紹介します。

 

【ご飯・卵焼き・汁物・ヨーグルト】

 

です!

 

毎日です!

 

ただこの中でいろいろ変えています。

 

①ご飯・・・海苔やふりかけをかける

 

②卵焼き・・・ウインナーを入れたり、スクランブルエッグ

 

③汁物・・・味噌汁の他生姜スープなど

 

④ヨーグルト・・・フルーツ入れたりジャムいれたり

 

 

このように少しだけ変えて出しています。

 

それでいいんです!

 

変化は些細なことで。

 

それでもやっぱり飽きてきたり嫌がったりすることもあります。

 

離乳食を嫌がるようになった時どうする?

 

嫌ななら無理にその時食べさせない。

 

お腹がすけば食べます。

 

離乳食の時間が少しずれたことくらい何の問題もありません。

 

大人だって12時にお昼ご飯食べたくない日もあるでしょう。

 

子供も同じです。

 

遊びに集中していたところをハイ!ご飯!と切り替えるのは難しいです。

 

なので今は食べたくないんだなと思って少し時間を置いて声をかけてみてください。

 

または「その遊びが終わったら教えてね。一緒にごはん食べよう。ママ待ってるからね。」と声をかけて待ってみてください。

 

離乳食に限らずご飯は楽しく食べたいですね!

 

 

 

離乳食を楽しく食べさせる工夫はどうする?

 

【事前準備をしっかりする】

 

ここまでいろいろと書いてきましたが私は一番大事なのは離乳食開始前の事前準備がよかったかなと思います。

 

準備とはお皿を準備してブレンダーを買ってなどではないです。

 

離乳食を開始するよりもっと前から食材の匂いや料理の匂いをクンクンさせることです。

 

赤ちゃんは匂いを会で臭覚に刺激を受けることで情緒や記憶などの発達に利点をもたらします。

 

例えば人参をクンクンさせながら「人参だよ。いい匂いするね。美味しいんだよ〜。」と繰り返して行くと

 

【人参=いい匂い=美味しい=食べてみよう=これが美味しいと言うのか】

 

と赤ちゃんの頭の中で変換されて離乳食を初めてもつまづくことが少なくなります。

 

娘はお食い初めの前からクンクンさせていたのでお食い初めの時には口をパクパクさせたりぺろぺろしたりして食べたがっていました。

 

(もちろんあげていません。)

 

そして離乳食開始しても何の抵抗もなくすんなり食べて順調に進めることができました。

 

名付けて【クンクン作戦】やってみる価値はあると思います。

 

 

まとめ

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食事は味だけでなく「目で見て、匂いを嗅いで、音を聞いて」楽しむのです。

 

『味覚・臭覚・聴覚・視覚』これらをうまく利用して離乳食を親子で楽しんでください。

 

料理が苦手な方も今の時代は便利な道具や調味料もありますのでそういったものに頼って無理をしないように。

 

子供は意外と同じものを食べていても成長します。

 

保育園・幼稚園になればお友達も食べてるので自分も食べたくなります。

 

なのでまずはママさんが無理せず楽しく食べさせてあげられる方法をとってください。

 

『あれ作って!これ作って!おかわり!!』

 

そんな声が響き渡る日がきますように。

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