せっかく始めた習い事をやめたいって?

 

もったいない!

なんでよ!

どうしてよ!

 

まあまあ、落ち着いて。

お子さんの「やりたい」も「やりたくない」も、お子さんの意志。

 

お子さんは必ず、自力で得意分野を見つけてきますから、信じて見守ってあげて下さい!

 

 

習い事を子供がやめたい時は?

 

子供が習い事をやめたがっている時は、子供の意見をまず聞いてあげましょう。

そしてそのやめたい理由が分かったら、やめさせてあげるのが一番です。

なぜならば、本人のやる気がなければ、何事も続かないからです。

親がいくらやらせたいと思っても、本人のやる気がなければそれ以上の成長は期待できないのです。

 

 

何も知らない子供のために、教育の機会を与えてあげたい!

 

子供の未知なる興味を引き出して、才能を伸ばしてあげたい!

 

たくさんの親御さんたちはそう考えていると思います。

 

自分の子供には一体何が向いているのか。

 

何に興味を持つのか。

 

できるだけたくさんの引き出しを持ってもらいたい。

 

やりたいことを見つけて、いきいきと育ってほしい。

 

好奇心旺盛になってほしい。

 

才能を伸ばしていってほしい。

 

何かひとつ、これだけは誰にも負けない!という、得意分野を持ってほしい。

 

 

 

そんな親心で、教育のチャンスを与えてあげたいと思っているのですよね。

 

 

そんな切ない親心とは裏腹に、我が家の3人の子ども達は、全力でこの切なる親の気持ちに逆らっていった、そんな

ストーリーをお伝えします。

 

 

 

息子の場合 その1「スイミング」

現在高1の息子。

小学4年生からスイミング開始。

本人の希望ではなく、親の希望で。

 

2011年、息子が幼稚園年長の頃、東日本大震災が発生しました。

 

東北沿岸部で津波が発生し、たくさんの人々が巻き込まれて亡くなりました。

 

その時、あるニュース番組で見た、ある人の話が衝撃的でした。

 

それは、津波に飲み込まれた男性の話でした。

 

足もつかないような大きな荒波の中に沈み、もう駄目だと思った瞬間、

「そうだ、体から力を抜いたら浮くかもしれない」ととっさに思い、体から力を抜いたとたん、見事水面に浮き、一命をとりとめたというのです。

それを聞いて、私は固く確信したのです。

 

「うちの子ども達には、必ず泳ぎを習わせる」と。

 

これは生き延びるためのマストだと。

 

それで、息子が4年生の時にスタートさせたのです。

 

生き延びるための必須に加え、ひとつ願いがありました。

 

もし息子が学校のプールの時間にバタフライなんぞしようものなら、きっと女子にモテるだろうな。

 

そんな目論見があったのです。

 

なぜならば我が家の息子は超奥手。

 

「手に職をつけさせる」じゃないですが、何かキラリと光るものを身につけさせたかった、そんな母心でした。

 

なぜならば、夫と私が独身の頃にプールに行った時、彼がバタフライをした時に、うっかりときめいてしまったことがあったからです

 

だからどうしても、息子にもそのネタを仕込んであげたいという、切ない親心でした。

 

 

もともと息子は飲み込みが早く、めきめきと上達し、3年間であっという間にどんどん進級し、小学校の卒業式前までには1級までたどりつきました。

 

バタフライをする姿も、とてもかっこよく仕上がっていきました。

 

よしよし。安泰じゃ。

 

このまま中学に進んでも、選手コースに進ませたい。

 

そう思いましたが、あっけなく辞めたいといい出しました。

 

中学でテニス部をやりたかったからです。

 

 

逆三角形の広い肩は?

 

爽やかな日焼けスマイルは?

 

 

私が勝手に描く息子の理想像が、見事に崩れ落ちていきました。

 

でも、オレはテニスをやりたいんだ!と本気で言われたら、無理矢理水泳をやらせられます?

 

泣く泣く辞めさせました。

 

本当に残念でした。

 

 

 

 

息子の場合 その2「極真空手」

同じく息子が小4の頃、極真空手を始めさせました。

理由は二つありました。

 

一つ目の理由

まず、知り合いに極真空手の先生がいて、元世界第4位の選手でした。

 

空手道場を二つ持っていました。

 

私はボランティアで福島の子ども達を神奈川県によんで、保養キャンプを企画運営しているのですが

http://genkimomma.com/%e3%83%97%e3%83%ad%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%83%ab/

そのキャンプが始まると、必ずその先生が自分のバンに道場の若い兄ちゃんたちを詰め込んで、ボランティアに来て下さるのです。

 

その10~20代の兄ちゃんたちが、とてもカッコいいのです。

 

礼儀正しく、小さな子供たちにやさしく、そして強い。

 

筋肉粒々なのに、子供たちと優しく遊んでくれる。

 

挨拶もきちんとするし、言われた事は文句言わずに、爽やかにこなす。

 

息子には、こんな青年に育ってほしい。

 

そう思ったのです。

 

空手は体を鍛えるだけでなく、精神も強くしてくれると思ったのです。

 

二つ目の理由

その頃私は、自分が体調不良に悩まされており、「モムチャンダイエット」を始めた頃でした。

http://genkimomma.com/%e7%94%a3%e5%be%8c%e3%83%80%e3%82%a4%e3%82%a8%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%ae%e6%88%90%e5%8a%9f%e6%96%b9%e6%b3%95%e3%81%af%ef%bc%9f%e3%81%97%e3%81%8b%e3%82%82%e4%bd%95%e3%81%a7%e3%82%82%e9%a3%9f%e3%81%b9/

筋トレと有酸素運動を組合わせた運動プログラムで、これをやることによって、メキメキと体が回復していったのです。

 

なので、運動の必要性をとても強く感じていたので、息子の体も強くしてあげたかったのです。

 

 

この二つの理由で、息子を空手道場に連れて行き、体験させました。

 

もともと器用なので、見よう見まねの空手の型もとてもきれいで、先生も驚く程でした。

 

息子も体験会が楽しく、「オレ、やってみる」と言ってくれました。

 

 

でもね、空手は痛いんですよ。

 

楽しかったのは束の間。

 

毎回稽古に行く度に痛い思いをする。

 

だんだん笑いが消えていきました。

 

「なんでやったりやられたりしなきゃいけねえんだ」と息子。

 

毎回毎回、連れて行くのが本当に大変でした。

 

3年間がんばりましたが、6年生の時に辞めたいと言いました。

 

もともと息子は控えめな性格。

 

ぐいぐい突き進むタイプでも、負けず嫌いでもありません。

 

やったりやられたりが、好きなはずもありません。

 

どう考えても、息子の気持ちに沿っていないと思い、これも辞めさせました。

 

 

長女の場合 その1「ピアノ」

 

現在中2。

 

長女が小学2年生の時、ピアノを習いたいと言い始めました。

 

でも、飽きっぽい娘の事だから、しばらく様子をみようと思いました。

 

始めてすぐに辞めたいと言われたら、たまったものじゃないと思ったからです。

 

「習いたい」という娘の訴えを流しながら、そのまま1年が経ちました。

 

その間、彼女が何をしたか。

 

家のピアノを毎日毎日弾き続けました。

 

楽しそうに。

 

 

「こやつ、本気だな」

 

そう分かったので、ピアノ教室に通わせてあげることにしたのです。

 

彼女は水を得た魚のように、めきめき上達して行きました。

 

あっという間に人前で難しい曲が弾けるようになりました。

 

ピアノの先生が、特別に大学の先生のクラスに連れていって下さり、特別レッスンを受けられるまでになったのです。

 

それが中1になった時。

 

「辞めたい」と突然言い出しました。

 

「だいたい弾けるようになったから、もういい。人から教わらなくていい。」

 

こう言うのです。

 

「もっと続けたら、もっとうまくなるじゃん」

と言ったら、

 

「うまくならなくていい。自分の弾きたい曲を、自分が弾きたい時に弾きたい。

 

人から教わるんじゃなくて、自由に弾きたいんだ。」

 

頑として言い張りました。

 

彼女は何をやる時も何をやめる時も、自分の意志がはっきりしています。

 

そこに本気度が感じられたので、とても残念でしたが辞めさせました。

 

 

 

 

長女の場合 その2「スイミング」

 

我が家の必須、スイミングは、小学1年から6年までやらせました。

 

どんなにやめたいと言おうが、これだけは辞めさせませんでした。

 

「津波がきたらさ、近所のダムが決壊したらさ、あんたは自力で泳がなきゃいけないんだよ。

 

だから辞めちゃだめだ!」

 

これだけは譲れず、どんなに嫌がろうが、結局小学6年生までは続けさせました。

 

でも全部の型が泳げるようになったので、やらせて良かったと思います。

 

次女の場合「スイミング」

 

現在小6。

 

我が家の必須、スイミングに、小学1年からやらせました。

 

でもどうしてもやる気が出ず、上達が亀のように遅かったです。

 

本人にやる気が全然なかったので、バタフライは泳げませんでしたが、もう親があきらめて辞めさせました。

 

津波がきても、バタフライは必要ないですからね。

 

小学6年の途中で、道半ば、でした。

 

やめたがっている時はどうする?

 

子供が習い事をやめたがっている時は、一度子供と話してみて、子供の本気度を聞いてみてあげて下さい。

 

あなたのハートにその本気度が伝わったならば、やめさせていいと思います。

 

なぜならば、やめるというのも、ひとつの意志だからです。

 

「自分にはそれがむいていない」という事が分かったからなのです。

 

長女があんなに好きだったピアノを辞めたいと言った時、それはそれは残念でした。

 

いいところまでいくと思っていたので。

 

でも、

 

自分は弾きたい時に楽しく引きたい。

 

だれからも強制されずに、自由に弾きたいんだ。

 

と彼女が言ったとき、それが私のハートに届いたので、辞めさせる決心がついたのです。

 

 

実は私は、幼稚園から高校3年生まで、ピアノを「習わされて」いました。

 

気が付いた時にはピアノの前に座らされていました。

 

鬼のように怖いおばちゃん先生のところに、毎週行かされたのです。

 

無理やりの習い事だったので、楽しいはずもなく、楽しくないから練習もしない。

 

練習しないから先生におこられる。時には弾いている手をはたかれる。

 

自分の親よりも怖い先生。

 

そんなだからピアノが楽しいはずもなく、練習もするわけがない。そしてまた怒られる。

 

負の連鎖でした。

 

でも、母親が決して辞めさせてくれませんでした。

 

 

「一度始めた事は、辞めたらダメです」

 

 

っつうか、始めたっていうけど、始めさせられたんじゃん・・・

 

と言っても、絶対にやめさせてくれませんでした。

 

 

「いつか必ず、続けておいて良かったと思う日が来るから!」

 

母はその一点張りでした。

 

その日は一向に来ることもなく、

結局特段楽しいと感じることもなく、高3でやめてからは、あっという間に落ちに落ちて、今では難しい楽譜は読めないまでになり下がっています。

 

本人に全くやる気がないって、こういう事です。

 

やる気がない子に何をやらせても、何も良い事はありません。

本人がやりたいと思わない事をやらせるのは、まったくもって不毛なのです。

 

あのまま息子に無理やり水泳や空手を続けさせても、本人にやる気がなければ、何一ついい事はない。

 

そう思います。

 

でも、健やかに(?)ピアノ教室をやめてプレッシャーがなくなった彼女は、今でもピアノを楽しんでいます。

 

自分で楽譜を買ってきたり、

 

Youtubeから楽譜を写したり。

 

ゆるやかに、自分の気分転換のために楽しんでいます。

 

これが本当に、「やりたい」って事なんですよね。

 

 

嫌だからすぐに辞めさせるのは教育上良くない?

 

何か嫌な事があったらすぐに辞めさせていいものか。

 

そんな事を続けていたら、忍耐力が無い子に育ってしまうのではないか。

 

そう親は心配しがちです。

 

でも何でも長く続ければいいというものでもありません。

 

何度も言いますが、子供にやる気がないならば、成長はありません。

 

だったら、子供がやってみたい、チャレンジしたい何かを見つけるまで、待ってあげた方が良いと思いませんか?

 

やりたい事があれば、やめろと言ったってやめません。

 

私の息子は、あんなに泳ぐ姿が、空手の姿が、テニスの姿がかっこよかったのに、今は何を思ったか、アニメおたくになっています。

 

部屋にはアニメの女の子のキャラクターのポスターやフィギュアがいっぱい。

 

スポーツマンで爽やかなモテ男に育てあげたかったのに、一歩間違えば女子に敬遠されるこの世界。

この世界を全力で泳いでいます。

 

でも、出不精だった息子が自分でバスと電車を乗り継いでアニメの展覧会に一人で行ったり、遠くのアニメイト(キャラクターショップ)に行ったり

 

自分も見よう見まねでアニメを書くうちに、めっちゃ上手になっていたり、

 

友達の少ない彼がツイッター上で、アニメ仲間をたくさん作ったり、

 

何一つ親が教えてあげれなかったことを、自分でやっている。

 

自分の世界を見つけている。

 

こんな姿を見た日には、親にできることは、何もないのだな、

 

だまってやりたい事をやらせる、

 

そして子供は勝手に自分のやりたい事を見つけてくるのだな、と思います。

 

だから、親の期待はひとまず捨てて、子供がやりたいことを認め、やりたい気持ちに寄り添ってあげて、そして辞めたい時には辞めさせる。

 

結局はこれっきゃないのかなと思います。

 

 

まとめ

 

あなたのお子さんがやっている習い事は、お子さんは心から楽しんでいますか?

 

あなたがやらせたいだけではありませんか?

 

焦らなくても大丈夫。

 

やめたい時は背中を押してあげて下さい。

 

お子さんは、いつかどこかで、必ず自分の世界を作り出せます。

 

その時は全力で応援してあげて下さい!

アキ

山に囲まれた田舎での暮らしをしながら、3人の子育てをしています。”ママの元気が地球を救う”がモットーです。元気にゆるゆると発信していきます!

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