何かと変わり者で自由奔放といわれる、兄弟・姉妹の真ん中っ子。

自立心が旺盛で一人を好む。

 

でも、実はめちゃくちゃ寂しがりやなんです。

それでいて、圧の強い愛を受けるのは苦手。

着かず離れず位がいいのです。

 

遠くからあったかく照らしてくれるお天道様のような愛があれば、安心して自分らしく生きていける、そんな、強くて、そして健気な、かわいい奴です。

 

ここに真ん中っ子の取り扱い説明書あり!

真ん中っ子の特徴は?

 

ユニークでたくましいといわれる真ん中っ子の特徴は、一般的に下記のようなものがあると言われています。

自分自身も真ん中っ子ですので、自分の経験も織り交ぜながら解説していきますね。

 

 

●「自由人」

第一子、第三子に比べ、両親からあまり構われずに育てられる傾向が多いので、一人で過ごす事に抵抗がありません。

たいていのことは一人でできると思っているので、人に相談する事もあまりありません。

そもそも人に相談するという概念があまりなく、人に話す時にはすでに結論です。

また、人に意見されても動じる事もあまりありません。自分は自分なのです。

 

●「自立心が強い」

一人で過ごす事が多く育てられてきたので、干渉される事が嫌いです。

柱の陰から見守られるような、そして、遠いところからお釈迦様のような大きな愛に包まれるような、そんな形の愛され方を好みます。

過度に構われることが苦手なのです。

 

●「自信家」

自分独自の世界観を持っており、なぜか誰にも負けないという自信を持っています。

誰が何と言おうとも、自分で決めた事は、絶対にやり切るという気合と自信を持っています。

 

●「要領が良い」

第一子が怒られている場面を良く見ているので、同じ間違いはしないように、上手に立ち振る舞います。

 

●「争いを好まない」

争いになるくらいなら、自分が我慢することを選びます。

人と言い争う事があまり好きではなく、自分が折れたら事がおさまるなら、そうする事を選びます。

 

●「愛情不足」

何かと注目される1番目と、溺愛される3番目の間に挟まれて、親からの目を比較的少なく受けてきます。

愛情不足で我慢してきたので、自分で意識している以上に、実は注目されないことに寂しさがあります。

 

●「本音を話さない」

我慢して育てられてきた事が多いので、自分の本音を話すという価値観があまりありません。

特に弱音を吐くのが苦手です。

本当は寂しいのに、「寂しい」のその一言が言えません。

一見クールに見えますが、中身は実はとてもナイーブなのです。

 

●「ひがみやすい」

親の愛を独占したことがなく、影が薄い存在として扱われることも多々あるので、ひがみやすくなる傾向もあります。

なので、その反動か、目立ちたいと心のどこかで思っています。

自分をさりげなくアピールしたりします。

 

●「協調性に欠ける」

一人で過ごす事が普通なので、仲間とワイワイすることに抵抗を感じる事が多いです。

なので協調性に欠ける場面も多いです。

一人で行動する事が多い反面、大人数で楽しそうにしている人たちを見ると、うらやましく感じたりする、複雑な心境も抱えています。

 

このように、真ん中っ子の特徴はたくさんあるのですが、その中でも「真ん中っ子は愛情不足で育てられる」という事がよく言われています。

本当にそうなのでしょうか?

真ん中っ子は愛情不足に育てられている?

 

真ん中っ子は愛情不足に育てられている傾向が強いです。

親からしたら、平等の愛を与えているつもりでも、残念ながらそうではない事が多いです。

 

第一子は初めての子どもなので、溺愛されます。

第三子は目に入れても痛くない存在。

一方、真ん中は親の手がまわらず、後回しになっていまいがちなのです。
だから、気を付けてあげて下さい。

 

 

私自身の子育てがそうでした。

私には3人の子どもがいますが、真ん中の長女に、ずいぶんと寂しい思いをさせてきてしまったのです。

そのひずみが、今噴出しています。

 

 

私の子ども達がまだ小さかった頃、私は彼女にずいぶん手こずられました。

特に彼女が「魔の二歳」だった頃、本当に大変でした。

「魔の二歳」とは、何を言われても拒絶し、泣き叫ぶほどに揺れ動く、二歳児特有の難しい時期の事をいいます。

長女のこの時期に、末っ子が産まれたばかりで手がかかったので、私は本当にてんてこまいでした。

 

長男4歳、長女2歳、次女0歳。

まだまだ手のかかる長男と、0歳の次女。

その中で、何をやってあげても泣き叫ぶ長女。

いつも不機嫌で、ほんのちょっとの事で怒り、泣く。

ほんとに、何をしても泣いている。

相手をしてあげたくても、0歳の次女の世話が大変で、長女に優しく寄り添うことができませんでした。

 

我が子なのに、大変すぎて好きになれなかったのです。

泣いてばかりで、頑固で、素直じゃないから。

だから私はいつもいつも彼女を怒鳴っていました。

私は彼女に愛情を注げなかったのです。

 

彼女からしたら、0歳の妹はいつもお母さんの腕の中で抱かれているのに、自分は、というと、いつもお母さんに怖い顔で怒鳴られている。

疎外感が半端ないですよね。

さみしいですよね。

 

自分自身、二番目は愛情不足で育てられる傾向があるから、優しくしなきゃ、とは分かっていたのですが、感情がついていかない。

小難しい子どもが好きになれなかったのです。

本当はとても愛しているのに。

寝顔に、いつも(ごめんね・・・)と謝っていました。

 

 

そんな激動の時代が過ぎ、小学生になった頃から彼女が泣くことがなくなり、めっきりお姉さんになりました。

成長したなあ、と感心していました。

妹にいろいろとお世話してあげ、とても大人のお姉さんになったのです。

そして自分の事はよく我慢し、妹に何でも譲ってあげるのです。

 

 

そして今、彼女は中2。

順風満帆にいっていると思っていた矢先、私は奈落の底に突き落とされました。

彼女の生死にかかわる問題にまで発展しているのです。

愛情不足で我慢続きの毎日で育てられたひずみが、今まさに出ているのです。

 

 

彼女が中1の今年の1月。

突然「学校に行きたくない」と泣きました。

これまでめったに泣かない娘が突然言ったので、これはただ事ではない、と思いました。

 

理由を聞いてみると、女子との関係がうまくいってなくて、辛くて学校に行きたくないと。

更にショックだったのが、小3の頃からうまくいっていなかったと言うのです。

 

「今まで何で言わなかったの!?」と聞くと

「大人に相談するっていう事を思いつかなかった」と。

我慢して一人で泣いていた、と。

 

それから彼女と話し、少しづつ分かってきたこと。

小3の頃からいじめられてきたこと。

今も女子の輪に入れないこと。

家に誰もいない時は、一人で泣き叫んでいること。

カッターでリストカットをしたこと。

悲しくなると、訳が分からなくなり、気が付いたら大事なものをカッターで切り刻んでいること。

自殺も考えたこと。

 

 

愕然としました。

何にも知らずに私はのほほんと暮らしてきたのです。

 

急いで学校の先生にSOSを出し、しばらく学校をお休みさせ、彼女に寄り添ってきて分かったこと。

 

私は彼女の話を、何も聞いてあげてこなかったのです。

なので、親にSOSを出すこともできず、一人で泣いてきたのです。

 

 

思えば自分もそうでした。

私は辛い時でも、絶対に親、特に母親だけには涙を見せずに生きてきました。

母親に涙を見せることは敗北であると、なぜか感じてきました。

私の姉や妹は、平気で親の前で泣いているのに、私は死んでも母に涙は見せたくないのです。

 

私の娘もそうだったのだと思います。

でも、今、苦しさが飽和状態になり、自分自身だけで受け止められなくなっているのです。

 

今思えば、彼女が愛と注目を欲しがっていたことがありました。

「クラスの男子が何人も私のことを好きみたいなんだよ」と嬉しそうな彼女。

それなのに、私は

「そういう事言ってると女子に嫌われるからやめな」

彼女は愛情を求めていたんだと思います。

注目されていることが嬉しかったんだと思います。

そんな娘の気持ちを知らずに私は・・・。

 

 

そして彼女が泣く時はいつも、一人の時。

誰にも見られないように。

 

 

自分と同じじゃんか・・・。

彼女の寂しさに気づいてあげれなかったのですね。

自分がそうだったのに・・・。

 

 

昔、私が大学生の頃、本当に辛い事があった時に、母親から言われた事がありました。

「辛いなら言って。一緒に泣いてあげるから。」

ものすごく抵抗感がありました。

そんなの今更できないよ、って。

 

 

でも、娘に関しては、今ならまだ間に合うのかな、と思います。

娘の方から、苦しさを打ち明けてくれたのだから。

 

娘はがんばって時々学校に行っていますが、教室に入ると蕁麻疹が出て、過呼吸になってしまいます。

夜もかゆくて寝付けない。

そんな彼女の背中を、私はさすること位しかできません。

眠りにつくまで。

 

一緒に泣いてあげるから、苦しさを吐き出してごらん
とは言えません。

そうできないから、一人で泣いている訳なので。

だから私ができることは、彼女が話したい時に聞いてあげる事だと思っています。

適度に距離を保ちながら、心は常に離さないで。

 

それでは真ん中っ子の育て方はどのようにすれば良いのでしょうか?

真ん中っ子の育て方は?

 

真ん中っ子は、大きなお釈迦様の手の上でじんわり温められるような愛され方を好みます。

干渉されすぎたり、心配されすぎたりという形の愛情表現には慣れていません。
こそばゆいのです。

なので、少し距離を置いて、寄り添ってあげて下さい。

その子のやりたいように、見守ってあげて下さい。

 

 

娘は今、自分の辛さを家族に言えた分、とても気持ちが楽になって、我慢することなく、嫌な気持ちを吐き出し始めています。

愚痴を言ってもいいんだとわかり、今は自分の負の感情を素直に伝えてくれます。

でもまだ人前で涙を見せる事がありません。

それはできないのだと思います。

 

なので、今、家族ができる事は、「学校に行かない選択をしているあなたを尊重するよ」と感じさせてあげられる事だけです。

安心していられる空間を作ってあげるだけです。

 

 

真ん中っ子は、自分が納得する事しかしたくないので、自分が何をしたいのか、ちゃんと考えています。

学校に行かないのも、その子が選択したこと。

でも、学校に行けない自分自身も嫌なので、好きな授業がある時には行きます。

疲れたら授業中でも保健室に行きます。

自分が何をしたいのか、はっきりしているのですね

 

だから、ああしろこうしろ言わずに、その子がやりたいようにさせてあげるのが一番です。

 

真ん中っ子は発想がユニークなので、突然奇抜なことを言うことも多々あります。

でも暖かく聞いて受け止めてあげて下さい。

 

 

もともと自立心が強くてタフです。

精神的に崩れる時もありますが、いずれは元気を取り戻し復活していける、持ち前の強さを持っているので、心配せずにあたたかく見守ってあげて下さい。

 

娘もそのうち必ず、自分らしくたくましく、楽しく生きていく道を見つけられると信じています。

自分がそうだったように。

自分の信じる道を、自分らしく進んでいく生き方が、真ん中っ子のプライドなのです。

 

 

まとめると、真ん中っ子の育て方は、

●その子の意見を尊重する

●暖かく見守る

●体は離しても、心は離さない

●その子の強さを信じる

です。

まとめ

 

真ん中っ子は、なかなか複雑な特徴の持ち主です。

素直じゃないし。

でも本当は寂しがり屋さんです。

だからこそ、人から認められ、自分の存在価値が認められていると分かったら、ものすごい力を発揮します。

 

 

扱いが大変な時もありますが、個性的で、強くて、おもしろい!

そんな愛すべき真ん中っ子の子育て、楽しんで下さい。

そしてたっぷり愛してあげて下さいね!

アキ

山に囲まれた田舎での暮らしをしながら、3人の子育てをしています。”ママの元気が地球を救う”がモットーです。元気にゆるゆると発信していきます!

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