writer : ぺんちゃん
「あと少し」の「少し」。
この「少し」を子供とどれだけ一緒の感覚を持つことができているかが、子供が待ってくれる鍵になる、って知っていますか?
癇癪もすごくなってきた気がする・・・。
言葉も理解してきたけどそれと同時に自分の感情も芽生えてきて思い通りにならないと泣く・・・
笑顔で過ごしたいのに・・・。
夜子供が寝た後に反省の日々・・・。
そんな日々を少しの工夫で笑顔にできます!!
そのお話をします。
目次
子どもがぐずり待てない時はどうする?
【10秒数える!】
以上!これだけです!
大人の「少しと」子供の「少し」言葉は同じでも時間感覚が全然違います。
大人の少しは「10秒」かもしれない。
でも、子供の少しは「一生」なのです。
大げさだなぁ。
と思うかもしれませんがこれが子供の感覚なのです。
なのでまずは大人と子供の「少し」の感覚を一緒にすることが大切です。
そのために10秒という時間を使って感覚を一緒にしていきます。
ポイントは10秒数え終わったらまだ作業が終わっていなくても子供の相手をすること。
それを忘れてはいけません。
そして
「10秒待てたね!!待っててくれてありがとう!とっても助かったよ!」
「待っててくれてありがとう!おかげで〇〇ができたよ!(手が洗えたよなど)」
とすぐに感謝の言葉をかけることと、褒めることです。
これをつづけると10秒だけでなく20秒・30秒待てるようになります。
10秒って短いようで実は長くて、お皿洗った後に手を流して拭くまで10秒でできるんですよ!
だいたい子供って後少し!!ってところで来ますよね!
その少しって意外と10秒でできることが多いんです!
なので最初は10秒。
娘は11ヶ月ごろからこれを始めました。
すると2日目には1,2,3~のリズムに合わせて両手を振って一緒にリズムを取り、楽しそうに待っていてくれるではありませんか!!
たまにスクワットもしていました!
こんな風に子供は10秒数えるだけで楽しく待っていてくれます!
今では10秒だけでなく「10秒を3回待っててね!」と伝えて一緒に10秒を3回数えてます。
その時のポイントは11以降でも11ではなく1から始めることです!
もっと言葉を理解したら11,12,13~と数え方を変えていく予定です!
そしてもう一つの利点!
10秒を一緒に数えることや毎日聞かせることによって数字の勉強にも言語の勉強にもなるのです。
待ってもらえて勉強にもなって笑顔にもなって・・・
一石二鳥どころか一石三鳥ですね!!
でも眠くてグズグズの時などには思い通りにならず泣くこともしばしば・・・
1歳は思い通りにならないと泣く!どうしたらいい?
理由を探る。
思い通りに・・・・その「思い」=「泣いている原因」とは?
というところを探る。
「うまくママに伝えられない」なのか「ブロックを型にハメたいのにハマらない」なのかなどなど。
理由はさまざまです。
問題解決には原因追求が付き物ですのでまずは原因を探りましょう。
原因がはっきりすればコッチのもんです!
ママにうまく伝えられないのであればママが代弁していく。
「りんご食べたいの?みかん?皮むくの?自分でむく?」と一つ一つ紐解いていく。
そうすればそのうちに子供も落ち着きを取り戻しお互いが理解できるようになって来ます。
ポイントは細かく一つ一つゆっくり聞いていくこと!
とは言っても本人もなんで泣いているのかわからないし癇癪を起こすこともあります。
癇癪でよく泣く1歳は手がかかる!どうしたらいい?
場所を変える。
そして
はいは〜い。泣いてていいよ〜。お好きにどうぞ〜。あ、あれなに??飛行機!?
と気をそらす。
場所を変えちゃいましょう。
暴れる子を抱っこして移動は大変ですがその場にいても気分は晴れないので無理にでも場所を変えましょう。
家の中にいるならベランダへ、スーパーなら駐車場へなど。
場合によってはそれだけで癇癪はおさまります。
それでもおさまらないのであれば子供の好きなものを見つけて気を引く。
うちの娘はお花や車、飛行機、鳥が好きなので急いで見つけて
「え??あれ??あれ何??
もしかして飛行機??えー!!飛行機だー!!
ね、ね!!見てみて!!見える??」
と大げさに。
周りの人を気にせず大げさに。
飛行機なんかは飛んでなくても指差して空向かせて気をそらしています。
まぁでもそんなうまくいかないのが育児。
うまく気を反らせなくて泣き続ける・・・。
1歳は泣き止まないとき放置したくなる!どうしたらいい?
放置してます!!
もちろん安全を確保した上で視界に入る場所での話です!
子供が泣き止まない理由に泣きながら自分の中で整理をして感情もコントロールしようとしているのに、親が話しかけることによってそれを邪魔しているということがあります。
なので一度離れて「どうぞ〜。ママあっちで待ってるからね。」と伝えて視界に入るところで見守ります。
そうすると自分でコントロールして落ち着いてくるのでそこでゆっくり優しく話かけます。
その時「自分で落ち着けたね。すごいよ。ちゃんとママみていたよ」と抱きしめてあげてください。
それから本題へ。
まだ公園で遊びたい!ってことなら
「まだ遊びたかった?そうだよね。楽しかったもんね。
でももう5時だから帰らないといけない時間なの。
また明日来ようね!
おうちまでお花を探しながら帰る?」
と子供がまだ言葉では伝えられないことをママが代わりに口に出して言ってあげる。
そして大人の要望もしっかり伝えてその後の楽しみを作ってあげる。
一緒にご飯作ろうでもいいし、今日はアワアワのお風呂にする?でもいいです。
要はそれで子供の気が引けて帰る気になってくれればいいので。
そのために必要なのが放置なのです。
放置と聞くと悪いイメージですが【必要な放置】もあることを覚えておくといいかもしれません。
一歳のぐずりは愛情不足のサイン?
YES!でもありNO!
これは時と場合によります。
相手にしてあげれらない時にぐずるのは、時として愛情不足だと考えます。
ママ!と呼んでも家事をしていたり、携帯を見ていて適当に返事をしていたり目も合わせなかったりそんな時にぐずるのは愛情不足だと私は思っています。
私は家事をしていても手は止められなくても必ず目をみて返事をしています。
そして「お皿洗い終わったら粘土して遊ぼう!」など伝えてちゃんと見ているよということを話してあげます。
でもしっかり遊んだりしてあげている上でぐずるのは子供が自分の思っていること、考えていることがしっかり相手に伝わらない。
伝える手段がないことへのジレンマです。
大人でも見知らぬところへ行って全然わからない言葉で何かをしてほしい時など一生懸命考えて伝えても伝わらない時イライラしたりしますよね。
それと同じです。
なので大人が代弁してあげるとぐずりも少なくなっていきます。
すでに単語を話せる子でも身振り手振りを使って表現してくれてもこちらが理解できない時もありますよね。
そんな時は「ママも一生懸命考えるから〇〇ちゃん・くんも一生懸命教えてくれる?」
「(手を繋いで)その物や場所へママを連れて行ってくれる?そしたらわかるかもしれない!」と伝えてみてください。
もしわからなくても「ママはしっかり僕・わたしの伝えたいこと理解してくれようとしてる!」と子供は満足しますし、伝え方も上手になって来ます。
そしてよりママのことが大好きになります。
まとめ
ぐずらず待っていてもらうためには「少し」の感覚を子供と大人で一緒にすること。
そのために10秒を利用しよう。
泣いている理由をしっかり探り細かく一つ一つ解決していくこと。
どうしても泣き止まないなら気分転換。
それでも泣き止まないなら、心ゆくまで泣かせてあげる。
そして子供が訴えたい事を、一生懸命理解し寄り添っていることを実感させてあげること。
「大好きだよ」という事を、言葉と態度で存分に伝えてあげるのです。
大好き。
いい言葉ですね。
この言葉を聞くと幸せになりますね。
大好きが子供の心・ママパパの心に溢れますように。
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