幼児の外遊びの時間はどのくらい?発達に重要?

乳幼児

子供は外にいるだけで発達にいい影響を受け取ります。

外遊びは5感のうちの

《視覚》《聴覚》《嗅覚》《触覚》

の4感を成長させます!

また、観察能力や物を作る能力も鍛えられます。

 

春や秋の過ごしやすい時期なら毎日外へ遊びに連れて行けるけど・・・

寒い冬や暑い夏は億劫だなぁ。

そんな大人の思いとは裏腹に子供は外で遊びたがる・・・・。

でも毎日同じ公園行くのもつまらなそうだなぁ。

そもそも、外遊びって公園の他に何があるのだろう。

そしてどのくらい遊ばせたらいいのだろう。

おもちゃもどれを用意したらいいかわからないし、おもちゃって必要なの??

そんな思いを整理していきます。

 

幼児の外遊びの時間はどのくらい?

 

幼児期の外遊びは何時間?

 

1日60分以上です。

なぜ60分なのか・・・。

これは幼児が外で思いっきり体を動かした時に実現できる時間だからです。

簡単にいうと「60分遊ばせれば子供はある程度満足する」ということです。

私は娘と午前・午後に1時間ずつ公園で遊んでいます。

家の中のような閉鎖された空間ではなく、開放的な空間で体を思いっきり動かしたり、じっと止まって周りを観察したり自由にさせています。

「1時間」は砂場をしたり、滑り台をしたり、鉄棒したりとたくさんのことができ、全部の遊具で1回は遊べる時間でもあるのです。

子供は「あれやってない!これやってから!」と帰る時になって今まで目に入っていなかった遊具に気がつきやりたがります。

でも1時間あれば大人が「ブランコは?」など声かけもゆっくりできますし、その声かけで遊んでいない遊具に気づかせることができ帰る時のぐずりも減ります。

でも1時間ってどの時間帯に外遊びの時間を作ったらいいのでしょう。

 

子供の外遊びの時間帯は?

 

子供のご飯の1時間半前やお昼寝後です。

これは生活リズムによって違うので何時から何時とは言えません。

ただ冬であれば暖かい時間、夏であれば少し涼しい時間に行くほうが良いでしょう。

娘の場合

11時にお昼なので《9時半〜10時半》

14時30分までお昼寝なので《16時〜17時》

の2回行くようにしています。

お昼前に行くのは体をしっかり起こすことと、朝ごはんを食べてお昼ご飯までにお腹を空かせること、程よく疲れさせてお昼寝をしっかり取ることが目的です。

子供は寝ている間に出来事を整理したり、脳や体が成長します。

なので夜だけでなく、お昼寝もとても大事になります。

お昼寝後に行くのはお昼寝で回復した体力を夕方までにまた程よく消費するため

午前で初めてできたこと(例えば一本橋を渡れたなど)の復習や新たな発見のためです。

先述した通り寝ている間に成長します。

なので午前中にできるようになったことを寝ている間に整理して、体でも脳でも自分の物へとなっていきます。

自分の物になったことを確認するためや復習するためにも午後公園に行きます。

そうすると午前中できたことを何も言わなくても自分からやりはじめ子供自身が「これできるようになった!」と実感します。

また、お昼寝から時間が空いて外遊びをすると眠気やお腹すいたなどで途中でぐずり始めるので、なるべくお昼寝から目覚めて体力が100%のうちに外遊びをすることをオススメします。

我が家では主に公園へ行って遊ばせていますが、コロナの緊急事態宣言発令で公園へ行けなくなり公園以外の外遊びもしていました。

 

幼児の外遊びの種類は?

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幼児の外遊びの種類は?

 

公園

 

みなさんが一番身近なのが《公園》かなと思います。

公園には遊具があったり砂場があるのでママパパは見守ることが多いかなと思います。

周りのお友達をみて真似をしたり、周りのお友達の観察をしたり子供にとっても刺激がたくさんです。

 

芝生

 

《芝生》は遊具も砂場も何もないただの芝生です。

ここでは靴を脱いで芝生の上を裸足で歩いてみたり、ボール投げや、葉っぱの観察などをしています。

公園だと石などがあり痛いですが芝生なら草なので足も痛くありません。

また普段手で触っている芝生や葉っぱを【足で触れる】ことによって足からいつもとは違う刺激を受け脳の発達を促します。

公園では遊具があってボールを思い切り追いかけたり投げたりできないですが芝生なら遊具に邪魔されることなく思う存分できます。

また、芝のおかげでボールを取り損ねても遠くまで転がらないので小さいお子様にはオススメです。

 

砂地

 

《砂地》は芝生と同様、遊具がない砂地です。

砂地では木を使って地面に大きな絵を書いたり、丸を書いてぴょんぴょんしたり、シャボン玉をします。

いつもはお絵かき帳などの小さいキャンバスに書いている絵も体を使って大きく書いたり、長い棒を引きずってひたすら歩くだけでも線が書けるので利用しています。

お絵かき帳などで物足りないお子様に特にオススメです。

公園だと遊具があったり、芝生だと芝に足を取られることもあるので砂地でのシャボン玉は良いですよ。

 

ベランダ

 

最後に《ベランダ》

我が家のベランダには【砂場】があります。

「え??」と思われるかもしれませんが公園のような広い砂場でも、立派な砂場でもありません。

衣装ケースに砂を入れただけの小さい砂場です。(全てホームセンターで買えます)

これは緊急事態宣言発令されていた時に公園に行けないので設置しました。

ベランダでは走り回ることはできないので砂場や水風船、シャボン玉をして遊んでいます。

最近では色水を使って様々な色を合わせてみたり、容器に移し替えてみたりということもしています。

ベランダ砂場がオススメなのは【娘専用の砂場】ということ。

公園では作った物を次の日には壊させていたり跡形もなくなっていたりしますがベランダ砂場ではそのようなことが起こりません。

娘専用なので娘自身が壊したりしなければそのままの形で残っていますし、公園に持っていくには大変なダンボールやその他のおもちゃもベランダ砂場では遊ぶことができます。

何より、ママパパが家に居る状態で子供を見ていられることが嬉しいポイントです。

ベランダで遊ばせている間にコーヒーを飲んだり、ドラマを見たりすることができます。

ただし、ベランダで遊ばせる時には子供が落ちたり、下に物を落としたりすることがないように対策をしてから遊ばせてください。

我が家ではベランダにネットを設置しており、子供はもちろんのことスコップやその他のおもちゃも落ちないように対策しています。

それでは具体的にどんなおもちゃが人気なのでしょうか?

 

子供の外遊びのおもちゃで人気は?

 

砂場セット・シャボン玉・ボール・水風船です。

全て100円ショップで手に入ります!

すぐなくなったりするので100円という手頃な価格で手に入るのはとても嬉しいですね。

 

砂場セット

 

スコップや型などが色々なものが入っていて色もカラフルで可愛いものも多いです。

軽いものが多いので小さなお子様でも使いやすくなっています。

 

シャボン玉

 

口で吹くタイプや長い棒が付いていて振るタイプ、手袋のようになっていて手を入れて振るタイプなどさまざまなタイプがあります。

まだうまく吹くことができない子でも手袋タイプなら手を振るだけでシャボン玉ができるので楽しめますよ!

300円ショップでは電動のものも出てきているのでそういったお店ものぞいて見るといいと思います。

 

ボール

 

蹴ったり投げたり砂をかけてみたり色々な遊び方ができるのでオススメです。

カラーもピンク・青・黄色など少しラメが入っていたりするものもありますし、とても柔らかいので万が一キャッチし損ねて顔に当たっても痛くありませんし怪我もしません。

 

水風船

 

子供はみんな大好き水風船です。

手で触るのも楽しく、投げてみたり踏んでみたり転がしてみたり、予期せぬ動きをするので子供は釘付けになります。

これならお家でお風呂の時でもできるので常備しておいても良いかもしれません。

さて、おもちゃを使う遊びはたくさん思いつきますが、おもちゃがない時どうしましょう。

 

道具を使わない外遊びは?

 

かくれんぼ

 

これは王道ですね。

木の陰やベンチの後ろなどに隠れてかくれんぼすると楽しいですよ。

まだ歩くのが得意出ないお子様も木を間に挟んで「ばぁ!!」とやってみたり、「ママどーこだ!」と探させてみたりするのもオススメです。

 

追いかけっこ

 

これは文字通りです。

子供にママを追いかけさせたり、ママが子供を追いかけたり。

捕まえた時にこちょこちょしたり、高い高いなどすると盛り上がります。

走っている最中に方向を変えることで瞬発力もついてきます。

 

芝生転がり

 

これはお洋服が汚れるのでそれが嫌な方にはオススメできませんが全身を使って転がるので全身運動になり体にとっても良いですよ!

緩やかな坂があったらそこを転がってみるのも楽しいです。

スタートとゴールで線を引いてどちらが早く転がれるかや、タイムを測ってみるのもオススメです。

せっかくなら親子で遊びたいですよね!

 

幼児の親子で外遊びのおススメは?

 

砂遊び

 

一緒に型に入れてプリンを作ってみたりバケツで型をとって葉っぱや木の実、木などを刺してデコレーションしてみたりするのもいいですよ!

いろいろ作ってお店屋さんごっこをするのも楽しいです。

 

シャボン玉

 

どちらかが吹いてもう片方が手でパチパチ潰してみたり掴んでみたりするのがオススメです。

手にシャボン玉液をつけてシャボン玉を手のひらに乗せてみるのも楽しいです。

でも砂場ってじっとしているから冬の寒い時期は厳しい・・・

 

幼児の冬の遊びは?

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幼児の冬の遊びは?

 

雪遊び

 

雪が降る地域であれば雪をボウルなどに持ってきてお家の中で色をつけてみたり、水に入れて溶けるのを観察したりしてお家の中でも楽しめます。

もちろん外で雪だるまを作ったり滑り台を作ったりするのも良いですね!

 

工作

 

冬になると落ち葉やどんぐりがたくさんなのでそれを集めて工作すると脳が活性化されて良いですよ!

木をクレヨンや色鉛筆で書いて葉っぱは拾ってきた落ち葉を使ってリアルに表現もできます。

どんぐりにお顔を書いてみたりおままごとの道具としても使えますね!

落ち葉を拾うことや雪を集めることは手でたくさん触れるので発達にとても良いですよ!

外で材料を集めてお家でやる。

2つの楽しみ方ができます!

でも子供はやっぱり外で遊びたい!

 

寒い冬の外遊びは?

 

追いかけっこ

 

走れば暖かくなります!

そして大人は運動不足やダイエットにもなり、子供はストレス解消&体力作り!

一石二鳥です!

ボールを持って行ってそれを取り合うのもいいですね!

ボールを持って逃げてそれを追いかける。

たまにボールを落として転がってしまうなんてハプニングもあり、笑いが自然と出てきますよ!

 

冬の公園遊びは?

 

遊具

 

これは滑り台などではなく登る系の遊具がおすすめです。

ロープでできたピラミッドを登ってみるとか、ロッククライミングの遊具などがおすすめです。

登ることも全身運動なので体もポカポカになりますし握力が脚力はもちろんのこと、どこに足や手をかけたら良いのかと頭も使うので集中力UPにも繋がります。

 

走る

 

なんども出てきますが「追いかけっこ」をしたり「シャボン玉」を追いかけたり理由はなんでもいいです。

とにかく走る。

走って体を暖かくして寒さで固まっていた筋肉をほぐす。

大人でも子供でも寒ければ筋肉は固くなります。

なので走って体を温めることによって全身に血液を回し固まっていた筋肉を程よくほぐすことができます。

そうすると疲労回復にも良い影響を与えますし、疲れることで夜の寝つきがよくなります。

外で遊ぶことはメリットだらけですね!

 

冬の外遊びのメリットは?

 

★いるだけで 4感(《視覚》《聴覚》《嗅覚》《触覚》)を鍛えられる!

体力づくり

集中力UP

寒いので人が少ないので思い切り遊べる

★ストレス発散

★疲労回復

★寝つきが良くなる

 

大人は・・・

☆ダイエットにもなる

☆運動不足解消

 

外にいるだけで4感が鍛えられるって最高ですよね!

家だと毎日長い時であれば24時間同じ空間にいるので外から入ってくる刺激が少なく、発達をうまく促せないこともあります。

それが外では思いがけない刺激や普段一緒にいる人から出ない刺激を受けることができるので絶え間なく発達を促してくれます。

人からだけではありません。

お散歩しているワンちゃんや猫ちゃん、空を飛んでいる飛行機や花や草からだってたくさん刺激をもらいます。

そういった刺激を受けることで脳が活性化し発達にも良い影響を与えます。

寒い時期や暑い時期は億劫になりがちですがお子様の発達のため、ストレス発散の為にも1日60分は外で遊ばせてあげることをオススメします。

 

まとめ

 

1日60分以上外で遊ばせるだけで4感だけでなく観察力や寝付きにも良い影響がある。

時間帯は子供の体力がなるべく100%の時間帯を狙いましょう!

砂場セット・シャボン玉・ボール・水風船などが人気です!

お家のベランダを有効活用して遊びましょう。

寒い冬や親子で遊んだりおもちゃがない時の遊びは「追いかけっこ」をして親子のふれあいや体力づくり、さらにはダイエットも一緒にやっちゃおう!

子供にとって外とは未知なる世界かつ、健康維持やストレス発散ができる素敵な場所です。

私たち親にとっても新たな発見や忘れていたことを思い出させてくれる貴重な時間となるでしょう。

私は先日娘に「空の美しさ」を思い出させてもらいました。

みなさんにもそんな素敵な外遊びになりますように。

 

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